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コラーゲンの役割
体は約60%の水でできていることは良く聞きます。その次に多いのがたんぱく質で、約25%を占めているたんぱく質ですがこの25%のなかにコラーゲンは、なんと40%近くも占めています。
その計算でいくと、コラーゲンは体の約10%を占めていることになります。このコラーゲンの役割としては、さまざまな器官の構造を助けていくことになります。
コラーゲンと筋肉
横紋筋と平滑筋に分けられる筋肉。その横紋筋で作られている骨格筋は細長い強大な筋肉細胞によってできており、その中の白いスジがコラーゲンになります。
コラーゲンは細長い細胞をつないでまとめる役割をしています。また、骨と筋肉をつなげている腱も、約90%近くがコラーゲンによって作られています。
コラーゲンと骨
カルシウムでできている骨ですが、詳しく見てみると、カルシウム関連は約50%、コラーゲンが40%、水分が8%、残り2%はその他の成分です。
骨はカルシウムとコラーゲンが一緒に働くことで作られており、体内でカルシウム不足が起こると、コラーゲンの働きによって骨を溶かしてカルシウムを調整します。
コラーゲンと軟骨
コラーゲンと軟骨は骨以上に関係が深くなります。関節部分の軟骨はコラーゲンとエラスチンによって弾力性のある物質に水分などがしみ込んで滑らかさや弾力性を維持します。
関節組織は20代くらいまでは正常な状態を維持していますが、40代や50代になると長年の摩擦によって軟骨の弾力性が低下してきます。これは、歳によるコラーゲンを作る能力の低下やエラスチンの不足などが原因となります。
コラーゲンと血管
体のすみずみに行き渡っている血管にもコラーゲンが血管の強度や弾力性に大きな役割を担ってます。血管はほとんどコラーゲンによってできていると言っても過言ではないです。そのため、コラーゲン不足になると血管の弾力性がなくなることで内出血の原因などに関係してきます。

コラーゲンと内臓
コラーゲンは内臓の細胞を包み込んで保護したり、それぞれの細胞を繋ぐ役割を担ってます。
コラーゲンと皮膚
美容に関係してくる皮膚のコラーゲンは、真皮というところで体内の組織を守る膜のような役割を担ってます。紫外線などが表皮を抜けて入ってくるなど、外からの刺激によっていろいろな反応が見られます。特にコラーゲンの網の目が崩れた場合などはしわやたるみが出来ることになります。
コラーゲンの作用
コラーゲンは長時間水と一緒に加熱するか、アルカリや酸に浸けないと溶けることはないです。よく聞くゼラチンは水に溶けたコラーゲンです。
コラーゲンも、新しいコラーゲン組織を作るために新陳代謝を繰り返します。新しいコラーゲンを合成するために古いコラーゲンは水に溶かすのではなく、「コラゲナーゼ」がコラーゲンを分解していきます。
しかし、年齢を重ねていくとその新陳代謝が上手く働かず、コラゲナーゼによるコラーゲンの分解がすすむことで皮膚のしわやたるみが発生したり、軟骨が摩耗したり、動脈硬化などの原因となってきます。
しかも、加齢によってコラーゲンを合成する能力も低下してくるので、通常の食事だけでなくサプリメントなどの補助食品によって補う必要が出てきます。
- ビタミンCとコラーゲン
- ビタミンCは体内での細胞間基質とコラーゲンの形成・維持に必要。
- ダルタチオンとコラーゲン
- グルタチオンはコラーゲンの合成の促進とコラーゲンを分解する酵素コラーゼの活性阻止作用があり、紫外線によるコラーゲン組織の破壊防止に役立っていると考えられています。
- エストロゲンとコラーゲン
- エストロゲンは女性ホルモンで動物性と植物性があります。エストロゲンはヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進する作用がありますが、不足すると肌荒れや骨粗鬆症の原因にも関係してきます。
- レチノイン酸とコラーゲン
- レチノインは真皮のコラーゲンやエラスチンの生産促進の作用があります。
- ピクノジェノールとコラーゲン
- ピクノジェノールは、抗参加物質ポリフェノールによって、ビタミンCを保護しコラーゲンの生成を促進してくれる作用があります。
